海外現地視察(ミッション)アルジェリア再エネ・グリーン水素ミッション

募集は締め切りました。

ジェトロは、再エネ、グリーン水素および関連分野(海水淡水化など)を主なテーマとするアルジェリアへの現地視察ミッションを開催します。

天然ガスなどの豊富なエネルギー資源を誇るアルジェリアは、近年の人口増加や製造業投資などにより高まった国内の電力需要への対応を天然ガスから太陽光や風力を中心とする再生可能エネルギーに切り替える「エネルギー・トランジション」政策を推進しています。また、これまでの天然ガス開発などの豊富なプロジェクト経験や太陽光および風力エネルギーの高いポテンシャル、欧州向け天然ガスパイプラインなど既存の輸送インフラの存在が、再生可能エネルギーの開発と将来のグリーン水素製造のポテンシャルを後押しする要素となっています。とりわけ水素については、欧州からも中長期的な供給拠点として期待が高まる中、2023年9月に策定した国家水素戦略に基づき、2030年にはグリーン水素の大規模な製造販売を開始し、2040年をめどに欧州市場の水素需要の10%を供給する目標を掲げています。ドイツやイタリア、スペイン等の政府機関、関連企業が各種F/S調査やパイロットプロジェクトを実施している他、日本においても、国際協力機構(JICA)がグリーン水素生産に関する基礎調査に着手するなど、各国からの協力も進められています。

本ミッションは、関係省庁、国営エネルギー会社などのキープレーヤーからの情報収集および対話を通じて、アルジェリアへの投資やビジネスの可能性を評価し、現地のキープレーヤーとのネットワークを構築できるまたとない機会です。皆様のご参加お待ちしています。

日時

2025年2月17日(月曜)~19日(水曜) ※現地集合・現地解散

※原則、前日までの現地入り必須

訪問都市 アルジェリア・アルジェ
内容
対象
再生可能エネルギー、グリーン水素、海水淡水化などに関心を持つ日系企業
※日本で登記された事業者(外国法人の日本法人を除く)であること。もしくは、日本で登記された事業者の100%子会社か100%出資会社で、日本本社がその会社からの本事業への申請を承認していること。
スケジュール(予定)
  1. 2月16日(日曜)各自アルジェリア(アルジェ)入り
    • 事前オリエンテーション
  2. 2月17日(月曜)アルジェ【ミーティングセッション】
    • 面談(エネルギー鉱業省、国営炭化水素公社ソナトラック、国営電力公社ソネルガス、国営海水淡水化公社アルジェリア・エナジー・カンパニー(AEC))
  3. 2月18日(火曜)アルジェ【セミナー・ネットワーキングセッション】
    • セミナー(アルジェリアにおける一般的な投資・ビジネス環境、外国企業の動向、投資促進施策、アドバイス・留意点など)
    • ネットワーキング(業界団体、地場財閥などの民間企業、再エネ業界関係者)
    • 市内商業施設などの視察(希望者のみ)
  4. 2月19日(水曜)アルジェ周辺県【視察セッション】
    • 国営海水淡水化プラントの視察
  5. 2月20日(木曜)各自アルジェリア(アルジェ)発

※上述スケジュールは予定につき、今後変更となる可能性があります。
※訪問先企業の意向により、競合となる場合など、一部行程への参加をお断りする可能性がございます。

主催・共催 ジェトロ・パリ事務所
ジェトロ・ビジネス展開課
協力 経済産業省、在アルジェリア日本国大使館、エネルギー鉱業省(アルジェリア)、アルジェリア投資促進庁(AAPI)(いずれも予定)
参加費
参加費:無料

※ビザ取得費用、航空賃、宿泊費、一部食事代、海外旅行保険は各自ご負担

ジェトロ負担部分

集合場所から公式訪問先への専用車両による移動費

参加者様のご負担部分(手配含む)
  • 現地渡航費
  • 査証
  • 現地指定場所までの移動費
  • 現地宿泊費
  • 現地での食費等滞在費用
  • 海外旅行保険
  • 予防接種代

※フライト、海外旅行保険等は各自でご手配ください。

※ミッション指定宿泊先ホテルの特別料金プランを後日ご案内いたします。同プランをご希望の場合、ジェトロが宿泊を手配いたします。

※入国時に義務付けられている予防接種はありません。

定員 20名程度(最小催行人数7名)
留意事項(重要)
査証について

日本国籍保有者がアルジェリアに入国する際は査証が必要です。査証は事前にアルジェリア国外のアルジェリア大使館や総領事館で取得する必要があります。ミッション参加希望の皆様は、申込み時に、パスポートの写しをご提出ください。予め、ジェトロから在アルジェリア日本国大使館にビザ申請に必要な「口上書」の発行を依頼します。

本ミッションへの申し込み状況(期限:2025年1月7日(火曜)・下記参照)等を踏まえ、催行決定後、口上書を速やかに皆様にお送りします。なお、ビザは通常、2週間程度で発行されますが、申請先の大使館・領事館によっては1ヶ月以上を要する場合がありますので、口上書を受領後、直ちにビザ申請を行っていただきますようお願いします。

注意事項
  1. 本ミッションは、現地集合・現地解散型です。集合場所までの往復移動手段(航空券・タクシー等)の手配及び費用は参加者様のご負担になります。その他の費用詳細については、本募集案内の「参加費用」の項目を改めてご確認ください。
  2. 集合場所は、ミッション日程期間中、アルジェ市内ホテル(エル・アウラッシを予定)です。 移動のためのバスは全て同ホテル発着となりますので、同ホテルへの宿泊を推奨しますが、他のホテルにお泊りの際には、各自同ホテルに集合ください。
  3. 参加希望者が定員を上回る場合、現地協力機関と相談のうえ、選考させていただくことがあります。また、ビジネスを目的とした参加者に限らせていただきます。
  4. 訪問先・視察先等及び各日のスケジュールは現時点での予定であり、変更の可能性がございます。タイムスケジュール詳細は、確定次第、ミッション参加者に送付します。
  5. アルジェリアでは、日本と比較して治療費・入院費等が高額となるケースがあります。また、状況によっては先進国などへの移送が必要な場合もあり得ます。不測の事態に備え、100%カバーされ、キャッシュレスで受診することのできる海外旅行傷害保険への加入をお勧めいたします。(国外への緊急移送は1千万円以上を要します。十分な補償(治療費用保険金)かをご確認ください。)
  6. 本ミッションの視察先や訪問先において、参加者個人で行動されることは原則として認められません。主催者側による引率の指示に従って行動をお願いいたします。また、ミッション中の移動は、主催者が手配したバスにて、皆様ご一緒に行動していただきます。
  7. 視察先企業との競合上の理由により、一部の参加者に対して特定の視察先への訪問が許可されない場合がございます。
  8. 申し込みフォームにご記入いただく情報のうち、「参加者氏名」「ご所属先」「業種」および「ご関心事項」については、ミッション催行時の交流用に参加者リストとして交流先に提供いたしますことを予めご了承ください。
  9. ミッション期間中、メディアの取材が入る可能性がございます。
  10. ジェトロでは、ミッション期間中に発生した参加者に係る携行品盗難・携行品損害、疾病治療費用等につき、一切負担できかねます。
  11. ジェトロからのご参加確認及び催行決定の通知を受け取ったのちに、航空券等の手配を開始されることをお勧めいたします。
  12. ミッション終了後、ジェトロが成果把握等を目的として実施するアンケートにご協力ください。
  13. 使用言語:仏語(一部英語の可能性あり)
    日仏通訳をご用意します。一部英語の可能性がありますが、日英通訳は行いませんのでご了承ください。
  14. 現在、反社会的勢力(反社会的勢力の定義等は、ジェトロの「反社会的勢力への対応に関する規程」)に該当せず、かつ、関係を有しないこと。また将来にわたって反社会的勢力との関係を持つ意思がないことを条件とします。
  15. 本申込に関する法律関係及び派生する権利義務は、日本国の法律に準拠します。また本申込に関する法律関係に起因又は関連して紛争が生じる場合には、東京地方裁判所をもって第一審の専属的合意管轄とします。
  16. その他、本ミッションに関する具体的な質問事項がある場合には、参加申込フォームへご入力ください。
免責事項
  1. 本ミッションが中止もしくは延期となった場合、申込者の責によらない事由により参加できなくなった場合においても、一切の経費・損害(予約されたホテル、航空券代等のキャンセル料を含みますが、これに限られません。)をジェトロが補填することはいたしかねますので、予めご了承ください。
  2. 本ミッション参加中に体調不良となった場合、ジェトロは最大限のサポートはさせていただきますが、現地での感染・発症リスク、現地での治療・隔離措置等に伴う滞在期間延長またはその他の不測の事態に伴い発生する費用・損失等に関しては、一切補償できません。
  3. 旅行中に発生する如何なる事故にも責任を負いかねます。各自で海外旅行保険に加入されることをお勧めします。また、持病がある場合には英文のカルテをご持参いただくほか、常用薬がある場合は携行いただくようお願いします。
キャンセルについて
  1. お申込み受付、参加決定通知後のキャンセルは原則として受け付けでおりません。ただし、開始時点で参加者が感染症の疑いのある、またはこれらの者との濃厚接触者に当たる場合には、速やかにジェトロに御相談ください。
  2. やむを得ない事情でキャンセルされる場合には文書にて辞退届を作成し、代表者印を押印の上、ジェトロ(申し込み先と同じ)までご提出ください。キャンセルを承諾するかどうかは諸般の事情を勘案のうえでのジェトロの判断によりますが、現地での手配状況に応じて手配済みのものについて実費をキャンセル料として請求する場合がありますので、予めご了承ください。

お問い合わせ先

ミッション内容について
ジェトロ・パリ事務所(担当:山田、グルニエ)
E-mail:prsafrica@jetro.go.jp
Tel:+33-1-4261-5226
申し込みについて
ジェトロ・ビジネス展開課(担当:坂本、藤嶋)
E-mail:SCC@jetro.go.jp Tel:03-3582-5542